こんにちは、はじめまして。腐女子投資家のふたばです。
学生から社会人になると大人の世界だよね！大人になったからといって悩みは尽きないよね！社会人になれば色んな世界だって広がるよね！な「社会人」がテーマのおすすめＢＬ第１４弾、５作品をご紹介します。
注意事項は
・あくまで私が購入し読んだ本の中からの抜粋であること
・ハッピーエンドが好きなので、偏りが出ること
・幸せ可愛い過ぎて泣ける、はあるけれど痛い辛い不幸エンドは無し
です！素敵な作品を生み出してくれた作者様に感謝！！
※発行年数は、紙ベースの発売日を優先にしています
※感想はあくまでも個人的な見解です
幸せになってみませんか？
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（腰乃 先生）2009年
３年付き合った彼女にプロポーズしたとたん「真面目過ぎて面白味がなくて無理」と断られた黒岩と、やけ酒してた飲み屋でとなりに座っていた電話中に振られて一緒にやけ酒する事になったちょっとおネエが入ってる二子川。
謎の同盟感が芽生えノリで一線越えるも、なんと同じ社内で偶然再会という王道と言えば王道、だが好きな展開。惚れやすいと言えば惚れやすい二子川が押して押して押しまくるが、なんだか憎めない一途さを持っているので応援したくなる。
元カノと今(一方的に)告白されてる男とエレベーター内での邂逅。元カノの決め付け捨て台詞大会中だったため地獄絵過ぎるw 二子川、本来の性格であろう良い面を見ようとする姿勢は、一緒に居て救われるね。悪い面ばかり拾うと人生が生きにくくなるもの。そんな人がそばにいたら良い方向に影響されて、カリカリしてぎすぎすしてた自分に気付いて癒されていきますとも。
考え過ぎちゃうのは性格だとしても、柔軟になることは悪くないことだと気付くのは大切。結局お互いに苦じゃない所が苦じゃなければ、素のままでも上手くいくんだなと思う。
それにしても二子川君、かっわいいな～w
同時収録の「名前で呼んで下さい」は、頑張る純真な恋する高２男子大滝君と、魅惑の綺麗めサラリーマン高島さんのほっこり大奮闘恋愛話。
高島さんが純情少年をブンブン振り回す振り回すw 恋に乙女な通称コンビニ君は、百戦錬磨で手練れの相手になれるのか？手のひらでコロコロもてあそばれちゃって下克上はなるのか！？微妙にすれ違う恋愛観で奮闘する大滝君、頑張れ！敵は手強いぞ！
全てみんな、掛け合いが可愛いカップル。エロ度高め・描写多い。
結んで、ほどいて、キスをして
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（三月えみ 先生）2014年
商店街の洋服の仕立屋を継いだ板橋、親の会社に入り商店街の再開発を任された品川、昔にした板橋との約束を守りに来たヤクザの構成員の足立。
中学生の時あんなに仲良かった三人だが、商店街の危機を前にして、それぞれがそれぞれの思惑をもって再会する。複雑な三角関係が大人になっても複雑な三角関係のまま進むのドキドキする〜！みんなナチュラルに男の子達ですけどね？板橋くんのポジション、幼馴染みの女の子だけどね普通w
少女漫画的展開をＢＬで読めるの美味しいけど。
昔の約束をどうしても叶えたい者、板挟みになって昔の約束を泣く泣く諦める者、自分が不利になると分かっていながら約束を果たそうとする者。
みんな優しくて、みんな切ない。エロ・描写あり。
監督の私物につきこの男優は不採用です
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（佐崎いま、高瀬ろく 先生）2022年
ゲイビの面接で偶然再会した高校時代の同級生・赤羽根一志×なんでも要領よくこなして生きてきた好奇心旺盛のフリーライター辻堂悠吾。
自分がゲイと知る切っ掛けになった曰く付きの男との再会で、再燃する昔の恋心。言いくるめられている気配はするが、持ち上げられやすい性格と負けず嫌いが災い？して、赤羽根の思惑外でどんどん事が進むw可愛い。ゲイビ監督として、撮影されるネコの演技・才能を伸ばす指導としてお互いに寝ていたが、だんだん指導・研究だけでは無いような～？二人してオロオロしちゃうのも可愛い。
ゲイビが題材で、撮る側の人達がこんなにいい人達そうなのも新鮮w テーマがテーマなのに何故か初々しい恋愛物語で、くすぐったくなってくる。エロ・描写あり。
外村探偵社の招かれざる客
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（草間さかえ 先生）2022年
昔から悪気はなく、付き合う女性と大円満解決しながら次々と詐欺師紛いの立派なヒモ男に成長した神子と、元同級生の生真面目な探偵社の副所長で、ダメ男がタイプという己でも救いがたい悪趣味を自覚するゲイの松田。
学生時代、冴えない女の子の魅力を引き出しては別れ、を繰り返していた理由がちょっと良いからズルい。動物的勘ってありますよね。この人は自分だけのものになってくれなさそうな勘。いつか置いて何処かへ行ってしまいそうな勘。故に、自然と自立が芽生えるのかも。
松田の、口は悪いが人のために行動してしまう優しくてお節介な性格は、かなり貧乏くじ引いていて好い人過ぎる。そんな二人が色々な事件を解決しつつ、言いたいこと言い合いながら、どんな関係に変化するのか楽しいです。
身体の相性も良さそうだし、結局高校生時代からお互いの事を、差はあれど接点無いくせに気にしてばかりいたんだから、良いコンビ過ぎて離れて欲しくないな～✨ 素直じゃない者同士の掛け合いが絶品。もっと続きを読みたいです。
僕じゃなきゃダメでしょう？
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（平眞ミツナガ 先生）2021年
誰だって、あるがままの自分を好きだと言ってくれる人が居るはずだと信じたいし、諦めたくない。
三十路過ぎでゲイの高津と、ソツがなさそうで見かけ完璧なイケメン王子の同僚医師の宮村。
むちゃくちゃな我儘を何処まで言って許されるかを、自分の面倒くさい愛を何処まで受け入れてくれるかを推し量りながら宮村と付き合う高津。
自分を好きになってくれる人が好きと言い、「好きだから束縛してくれる」という前提であり続ける限り、高津の傲慢とも取れる我儘を聞き続ける宮村。
二人ともちょっと歪んでいる。結局どちらも「恋人」という枠を前に、自己満足を満たしているだけで相手の事を見ていない似た者同士の恋愛。そうやって自分の存在意義を確認している様に思える。
最低の事と思われる事をして、ここまでの「自分」は許される。「自分」はこれだけこの人に必要とされているから「自分」はここに居場所がある、生きている実感が得られる。突き詰めると凄く悲しい。
初めてお互いの欲求がかち合う二人同士だから、歴代の彼氏達は離れていくのが当たり前だったから、逆に初めて失う事が怖くなって二人に良い意味で変化の兆しがｗ
二人の告白合戦が歪で矛盾で狂ってるんだけど、もの凄く純粋でシンプルな愛のカタチで、ちょっとステキと思わせられる。本当に二人が出会えて良かった。他の人の為にも（笑）
発行日がクリスマスイブで、電子書籍版のオマケ漫画がイブの可愛い話で嬉しみ倍増。エロ・描写あり。
作者様たちの他の作品が気になりましたら、下記公式サイトで検索してみてくださいね❕
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