「警察・任侠」のおすすめBL4選④

ジャンル:警察・任侠

こんにちは、はじめまして。腐女子投資家のふたばです。

正義と制服の組み合わせはそれだけで萌えるよね!な「警察物」と、仁義と規律のしがらみが何故かかっこよく見える男の世界「任侠」がテーマのおすすめBL第4弾、4作品をご紹介します。
※あくまでも作品として「かっこよく」であって推奨している訳ではありません

注意事項
あくまで私が購入し読んだ本の中からの抜粋であること
ハッピーエンドが好きなので、偏りが出ること
幸せ可愛い過ぎて泣ける、はあるけれど痛い辛い不幸エンドは無し

です!素敵な作品を生み出してくれた作者様に感謝!!
※発行年数は、紙ベースの発売日を優先にしています※敬称略させていただいています
※感想はあくまでも個人的な見解です

SANCTIFY霊魂侵蝕 全3巻

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(GODSSTATION 他 先生)2020〜2022年
海外輸入の作品で、日本版限定書き下ろしあり。
身辺警護かつ仕事補佐の為に配置されたイケメン警官・ギルバート×特殊な能力を持つ、曰くありげで元警官の孤独なエクソシスト・ランス。
舞台はイギリス・ロンドンで、宗教崇拝・魔術奇術ありげな、いかにもっぽさがまた良い。
いくら神に特別に与えられた力とはいえ、被害者や犠牲者にシンクロするとか、悪しきモノを浄化するとかは、辛過ぎて要らないなぁ。
ストーリーはホラー・ミステリーの要素満載で、ひとつひとつの言葉・出来事を理解し読み解きながら進む所は、小説の様に良く出来ていて面白い。
正常と凶気と執着と愛が入り乱れて、何が現実か過去か前世の業なのか、誰が味方なのか悪人なのか善人なのか、どんでん返し的な要素もふんだんに取り入れられている。謎が謎を呼ぶ事象が、分かりそうで分からないシーソーゲームの様な面白さがある。急にどエロ描写が来てビックリしたがwそれもちょっとずつ関係し、繋がっているので凄い。
ラストの3巻は、冒頭から大号泣でした。ルシアンとギルバートの別れが…ッ❗せめて最期に向き合うように横たわらせてあげるとか…ッ❗
この二人が未来でどういう風に関わっているのか、もしかして…?だと思いましたよ〜。解決まで涙が止まらなかった〜 💦 ギルの背負った十字架が、ランスの背負った宿命が、切なすぎて…
二人の前世が判明したけど、ランスには完全に記憶がなくて。大抵は、失くしてから大切なことに気付くものなんだよね。だけどあれ?もしかして…?ギル、戻ってきて!ここで終わらないで〜!!
2巻の番外編、ちびランスがめちゃくちゃ可愛い!ご褒美ありがとうございますw本編がシリアスなだけに癒される〜。
1つ読みにくさを感じたのは、ページ・読みが逆な事。日本は右開きでコマは右から左へ読むのだが、この漫画は海外書籍の為に、左開きでコマは左から右へ読む。慣れるまでコマを読むのが難しかったw
でも、読んでるうちに気にならなくなります!

オトダマー音霊ー 1〜3

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(新田祐克 先生)2008〜2010年
化捜研の優秀な元音響捜査員であり美人としても有名だった、人には聴こえない音が聴こえ絶対音感の持ち主である音無 要と、元警部で要と良いコンビで捜査をしていた、現・捜査管理官の双児の弟で、今は探偵をしている永妻恭秀。
なんと管理官の永妻警視正、「スピリチュアル ポリス」(警察・任侠のおすすめ①参照)の主人公の永妻さんです!!登場時期は、ちょうど葵が姿を眩ませて離ればなれになっている時とのこと。その繋がりだけでもテンション上がる~!双児の兄弟居たんだw
内容的には結構真面目な心霊事件もので、BLジャンルに区分けされるのはちょっと違うかも。要と恭秀の信頼し合った仲の良いコンビ、くらい。
普通に刑事事件として、人間関係として面白くて読みごたえあり。特に恭秀の過去の悲しい事件解決編などは、スリルあったわ〜。シリーズ、続きがあったら良いのに。
エロ・描写全く無し。

お金がないっ1〜17、 変身できない

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(篠崎一夜、香坂透 先生)2012〜2021年
ほぼ893の外見だが、表向きは金融業の唯我独尊な他者を全く信用しないイケメン・ワンマン社長・狩納北×従兄弟に騙されて人身競売にかけられた心が純粋な少女と見間がう程の美少年・綾瀬雪弥。
ワンマンドS社長・狩納が、身体で借金返せ的な古典的な手法で主人公を囲うが、徐々に惹かれ合う、ある意味シンデレラストーリー?
少女漫画にありがちな「お前だけに心を開く・特別だ」が、やる事なす事外道だがw特別感があって良い。とにかく絵柄が丁寧で可愛いしカッコいいし、キラキラしていて服装もオシャレ。
決着は見えているが、狩納の部下・久芳(兄)が、雪弥に横恋慕するハラハラ感も良き!
正直BLである必要はなさそうだが(失礼)、少女漫画的展開をBLで読めるというのが良いかも。
周りを取り巻く個性的な仲間達も素敵。
変身できない」は、その周りを取り巻く愉快な仲間達の中の、天才的修理工の性格男前な元ヤン・本田×狩納の古馴染みで超美人の女装家・染矢のカップルの話。
こちらも気の強い姐さん(まあ女装なんだけど)がカッコ可愛いので良き。
どエロ度高め・描写めちゃくちゃ多い。

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お金がないっ Ex」2018年 は、商業誌未発表作や、サイン会限定小冊子などのおまとめ✨
こういうのは本当に嬉しい💕

ジェラシー 全5巻

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(スカーレット・ベリ子 先生)2017〜2021年
全ての意味を堪能したければ「みのりの手」→「四代目・大和辰之」2011~2015年を読む事をおすすめ。続きというか、「四代目・大和辰之」で散々引っ掻き回した、櫓木卯一の過去編。
小説家の愛人をやっていた卯一だが、大和辰之の父親・明虎と出会い、妄信的に狂気的に惚れ込み、数々の事件を越えてあの事件に繋がるという流れ。
この話を読むと卯一が必死で一生懸命で、本当に超・頭の良いクズな男だけど、可愛げを感じる。明虎の奥さん・麻巳の懐の深さ、度量の大きさは、さすが極道の妻って感じでカッコいいし惚れる。
卯一と麻巳、違うタイプの魅力が明虎を虜にするんだろうな。どっちかだけを選べないし、捨てられない。強い力が物言う社会だからこそ、強い想いである嫉妬・執着・憎悪・尊敬・羨望・愛情がことさら振り切ってる世界なのかもしれない。そうすると卯一はまさに振り切ってるから、これ以上極道向きな人間はいない。
明虎大好き同士の有能な二人、浅生田と卯一のやり取りも可愛いくて好き。いやまさか、恐ろしい程の狂気と愛情が見える(裏を返せば覚悟を持ってる)卯一のことを、可愛いとか思う日が来るとは。良くも悪くも軸がぶれないんだなぁ。前作を読んでるとホント思う。だからこそ、この作品好きなのかも。
波瀾万丈・愛情と絶望を淘汰した所まで二人で辿り着いての現在に繋がる、という明虎と卯一の大スペクタクル過去から現在、そしてこれから編(別名:卯一救済編)。超大好き💕

作者様たちの他の作品が気になりましたら、下記公式サイトで検索してみてくださいね❕

 

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