「ファンタジー」のおすすめBL5選⑦

ジャンル:ファンタジー

こんにちは、はじめまして。腐女子投資家のふたばです。

もともとファンタジーなんだから更に楽しんだって良いじゃない!な「ファンタジー」がテーマのおすすめBL第7弾、5作品をご紹介します。

注意事項
あくまで私が購入し読んだ本の中からの抜粋であること
ハッピーエンドが好きなので、偏りが出ること
幸せ可愛い過ぎて泣ける、はあるけれど痛い辛い不幸エンドは無し

です!素敵な作品を生み出してくれた作者様に感謝!!
※発行年数は、紙ベースの発売日を優先にしています
※感想はあくまでも個人的な見解です

人でない狼 1〜4完

楽天KoboへRenta!へebookへBookLiveへ

(元ハルヒラ 先生)2020〜2023年
森で消えた友人を探しにきたロッドと森で出会った、人狼のジェオ。
一緒に探してくれたジェオから、森には正体の知れない恐ろしいモノ(神様の亡霊)がいて、関わらない方が良いと忠告される。
ちょっと急展開だが助けたり助けられたりで愛しあうが、ここからが切なくなりそうな方向へ。
一方は人間の世界で居場所があり、一方は森で伝説の生き物としてひっそりと生きてきた。
しかもジェオはロッドに隠してることがあって…と、もう完全に悲しい切ない予感しかしない。
人間の駆け引きを知らない、純粋で無垢なジェオは利用され、本来の目的とロッドとどんどん離れていってしまう。
なかなか会えそうで会えないすれ違いや、ロッドに会うためとはいえ成り行きで反対の位置に身を置いてしまう立場にやきもきしてしまうが、ロッドとジェオとテオ(可愛い子狼です〜)の幸せをめちゃくちゃ願う物語。どこまでも、テオだけのために頑張るジェオが愛しい〜!もうあまり辛い試練を与えないで💦
エロ・描写少しあり。

生贄のお勤めは、

楽天KoboへRenta!へebookへBookLiveへ

(博士 先生)2019年
10年に1度犬神に女性の生贄を差し出す古き風習が残る村から、若い適任者が居ないために男だが生贄となった蛍。
喰われて人生終わると覚悟して連れられてきたのは意外な所で、初めて犬神様とご対面する。
思ってた神様と違うが、本来、力の有るものに「これをあげるからあれをしてくれ」と当たり前に思ってるのは勝手な理論で、要るか要らないか分からないものを押し付けて「あげたんだからやってくれないのは酷いじゃないか」と怒るのも勝手な都合。
人に本当に心から何かをしてあげたい時って、自分の心が動いた時とかなんだよね。
扉絵の意味がジワジワ分かってくる仕掛けもご注目。
口は悪いし、我が儘だし、当たり前に偉そうな態度の神様だが、なんだかんだ優しい神様は、元を辿れば純粋で可愛い。そしてポテポテしてる「うどん」が可愛い。要するに、みんな可愛い。

嫌いじゃないけど人間てコワイ!!

楽天KoboへRenta!へebookへBookLiveへ

(蔓沢つた子 先生)2018年
人間と淫魔が同じ学校にいるという特殊な設定。
帰宅部アルビノの場合」クラスメイトの乱暴者・人間の篠崎と、同じく人間で誰にでも優しい淫魔達に大人気の蒼谷と、相手にしてくれるのは篠崎だけの落ちこぼれ?のアルビノの淫魔・臼井。
希少な姿のせいで皆から敬遠されていて、唯一篠崎しか相手にしてくれないと思い込んでるが実は…wみたいな。
伝えるの苦手・独占欲過多・囲い込み系と、相手を思いやる優しい態度と言葉をくれる包み込む王子様系。結局、臼井はどちらを選ぶのでしょうか~w(表紙バレしてますが💦)
臼井は、その身の通り純真無垢で健気で悲しくなるほど優しいので、大切にしてあげてください。
でも、篠崎は愛情表現が下手なだけだったので、不憫な気もする。
サッカー部の場合」独占欲強めサッカー部のエースストライカーで後輩の人間・入間良太×邪な思いを期待して入部したサッカー部マネージャー・ちょっとおバカな淫魔の先輩。
後輩による節操なしの先輩への、ツンデレ調教恋愛物語w
電脳部の場合」元運動部でパソコン部に途中入部してきた人間・磯又頼友×パソコン部の部長で人間は飯製造機としか思ってない淫魔。
二人ともガチ電脳オタクで、徐々にお互いの印象も価値観も変わっていく逆転恋愛物語。
全部読むと、題名の意味がよく分かる。逆もまた然り、というw
エロ度高め・描写多い。

百いろどうぐばこ 全2巻

楽天KoboへRenta!へebookへBookLiveへ

(わたなべあじあ 先生)2011〜2014年
何か訳ありな正体っぽいが、なんだかんだ我が儘を聞いてしまう優しい甘味屋の息子?・千足(鴉)×不思議な力を持ち、不思議な訳ありの客が集う道具屋の主人で魂守・梟(ふくろう)。
何て言うか全体的に昭和初期の耽美で残酷で悲しい、だけど愛おしい世界。
この作者様の絵柄は、最初から最後までとても細かくて丁寧で美しい。
複雑で理解に時間がかかる言葉のチョイスや、関係性や、不思議が不思議のまま続いていく世界観が個人的には好き。
道具屋に集まる仲間の猫や蛇や管狐たちも、可愛くて個性的で独特な関係性。
一つ一つの単話はどれも、可愛いくて優しくて切なくて素敵だが、千足と梟の因果も複雑で悲しい愛のお話。
どシリアスな話の後に必ず救済的可愛いパートが繰り広げられ、可愛いがたくさん集まってほのぼのする。大好き!
もっと続いて欲しい作品でした…もう描きませんかね?
エロ・描写多い。

獣人オメガバース シリーズ

楽天KoboへRenta!へebookへBookLiveへ

ペンデュラム →レムナント 全7巻 →プチミニョン 1〜2 →カドル1〜2
(羽純ハナ 先生)2016〜2022年、2019〜2022年、2023〜2024年
獣人オメガバースの話し。
ペンデュラム」は、獣人の中でも格式高い貴族の当主であるルアード×人間の貴族の末息子だがαでなくΩとして産まれたが故に、教育もされず厄介払いでルアードの所に献上されたカイ。
親が子供を売る・捨てるというのは物語だとしても気分が悪いが、結果的に親元に居るより幸せになれたのでルアードの所に来られて良かった!
レムナント 」は、サブカップルとして出てきた獣人のジュダ×Ωの人間ダートの出会いからの話し。
カイとは違う意味でΩとして相当苦労して生きてきたダート。
優しく精錬で人格者であるルアードとは違い、性格は荒々しく捻くれ者で、好意や優しさを伝えるのが下手なジュダ。
すれ違いのオンパレードで上手くいきそうで上手くいかない、波瀾万丈で気の強い同士のまぁいいコンビといえばいいコンビ。だからこその大恋愛劇場が繰り広げられる。
3巻にはルアード×カイのその後ラブラブ話も収録。
プチミニョン 」は、ジュダとダートと子供たちのほのぼの家族話。
両親の性格から出会いから経過から、全て強烈なので最終的にはこう平和になるのかな、と思うと感慨深い。双子ちゃんたちの日常や、ルアード×カイの話、その赤ちゃんも、後日談としてたっぷりw
カドル」は、双子ちゃんたちが成長してそれぞれに番が出来る騒動話。あんなに無邪気だった子たちにも相手がねぇ…✨
エロ度高め・描写多い。

作者様たちの他の作品が気になりましたら、下記公式サイトで検索してみてくださいね❕

 

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました