「ファンタジー」のおすすめＢＬ３選⑫

こんにちは、はじめまして。腐女子投資家のふたばです。

もともとファンタジーなんだから更に楽しんだって良いじゃない！な「ファンタジー」がテーマのおすすめＢＬ第１２弾、３作品をご紹介します。

注意事項は
・あくまで私が購入し読んだ本の中からの抜粋であること
・ハッピーエンドが好きなので、偏りが出ること
・幸せ可愛い過ぎて泣ける、はあるけれど痛い辛い不幸エンドは無し

です！素敵な作品を生み出してくれた作者様に感謝！！
※発行年数は、紙ベースの発売日を優先にしています
※感想はあくまでも個人的な見解です

世界は尻尾でできている

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（本庄りえ 先生）2018年
絶滅危惧種・最後の日本オオカミの獣人である凛久を教育してもらうために、オオカミの獣人である作家の強羅に預ける目的で家を訪れた獣人福祉課の伊織。
この世でたった二人になってしまったオオカミ同士、寄り添う姿が優しいんだけど寂しい。まだ５歳の凛久くんが両親を思ってポロポロ泣くところも、もらい泣きしちゃう。モフモフ好きの伊織が幸せそうにお仕事する姿にも癒される。
同性が好きなことを隠して生きてきた少数派だからか、マイノリティのオオカミであり、独立して生きていて、その上好みの強羅に惹かれてしまう伊織。もう凛久くんを養子にしてお父さんお母さんになれば良いじゃないのー！w　年下・イケメン・ちょい強引・経済力あり。伊織、頂きなさいｗ
子供は聡いから、「お父さん」になってくれるのと、「引き取って教育してくれる」のは微妙に違うことを知っているんだよね…。凛久くん〜！💦
二人はお互いのために素直になれるのか。凛久くんのために出来ることは。めちゃめちゃハートフルな話でした。エロ・描写少しあり。

狐のよすが

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（ミナヅキアキラ 先生）2021年
森の生態系の上位に君臨する狐の九重と、巣から落ちた雛鳥。
非常食として育て、大きくなるまで面倒を見る事になるが、ずっと食べずにいるという根底には狐の一族の悲しい過去と、九重の深層心理が絡んでいて…。
こんなに無邪気に、可愛く育ち、慕ってくる小鳥は、食べられませんて～w
ハートウォームな話かと思いきや、意外と泣かされました〜！納得して、一人きりで生きていくことを決めていたけど、やっぱり一人は寂しくて、よすが（小鳥）の温かさとか愛しさを知ってしまった後は、より耐えられなくなって。感情移入しちゃう。
九重〜💦何で一人きりだと思うかな～！よすがはちゃんといつも側に居たじゃないか〜。
とにかく、可愛くて心温まるお話でした。エロ・描写あり。

今夜も眠れない　全３巻

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（山本小鉄子 先生）2012〜2014年
自分がゲイだと誰にも言えずにいたが、勇気を出して初めてアプリ登録するも、騙されてエロビデオ撮影させられそうになった18歳の樋口力也。
そんな状況で咄嗟に助けを呼んで、たまたま召還されたのが、えっらそうな悪魔（子供version）のエンド+えっらそうな鳥の従者付き。
二人とも偉そうな割にやることなすこと、ほとんど可愛い。人間界に順応していく、見かけは子供ですぐにお眠になるが性格は男前なギャップ持ちエンドと、人が良すぎる優しいヒリキとの、ドタバタ恋愛物語。
魔界からエンドを追いかけてきた美人のツンデレ婚約者ベルデや、ヒリキの事が好きになる超常現象オタクで同い年の心優しい吾郎や、個性的な人物も次々と。
最初、エンドが弱気なヒリキの背中をひっぱたく勢いで恋の応援なんかしちゃったりして、あれ？誰ルートになるの？となるが、行き着く所に行き着きますw
ベルデはベルデで、幼い頃からの刷り込みでエンドを好きになった経緯を知ってしまうと、ヒリキに対して殺気ムンムンのベルデの純粋さが可愛くて、エンドの「幼なじみ以上には思えない」発言が、優しいんだけど無情に思えてくる。
ヒリキも吾郎も、エンドもベルデも、お互い自然態でいられることの大切さから、心が動く事の重要性に気付き、それぞれ恋に落ちる。
どんなシリアスシーンにも一笑いを差し込む作者様、大好きです。そんな可愛いカップルの話でした。
子供versionも男前なんだけど、エンド悪魔version、めちゃくちゃイケメンですw
吾郎とベルデが主役の焦れったいラブラブシリーズは、「 キミトコレカラ」（ファンタジーのおすすめ⑪参照）でたっぷりと！
エロ・描写ラストにちょこっとあり。

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