絵津鼓 先生の宝箱

作者:あ行

こんにちは、はじめまして。
健康一番とシンプルな生活を目指している40代腐女子・ふたばです。

絵津鼓 先生の購入した作品を紹介いたします。
今の所、「モアザンワーズ」→「IN THE APARTMENT」シリーズのみ購入です。
う〜ん。これを純愛と呼ぶのか、美しい話と呼べるのか…。感情移入によっては分かれるところですが。悪い人はいないというのは重々承知ですが、断然マッキー贔屓としては、「IN THE APARTMENT」のみで良いかなと、私は思うわけです💦

同じ作者様でも、自分的地雷に引っかかりそうな作品は購入しておりません。
あくまでも、現在私が購入している本からのご紹介です。

同じ作者様でも、「ジャンル別のおすすめ」に載せていない作品もあります。
新しい購入作品も、ドンドン追加していきたいと思っております。

※感想は個人的なものです。ご容赦ください。
※ネタバレを含んでしまうかもです。すみません。
※発行日順に並べています。

モアザンワーズ、IN THE APARTMENT

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モアザンワーズ 全2巻、 IN THE APARTMENT 全2巻
(絵津鼓 先生)2015〜2016年、2015〜2017年
モアザンワーズ」は「IN THE APARTMENT」の過去編で、中学生のときからなんとなく馬が合って一緒に居るのが男女の域を超えて楽だった妹尾槙雄・通称マッキー(男)と高木美枝子(女)。
高校も一緒バイトも一緒。付き合ってないけどいい感じの友達で、バイト先で出会ったゲイの福長永慈との出会いからトライアングル的な関係が始まる。
みんな良い子でみんな一生懸命。美枝子の立ち位置が俯瞰しているお母さん。BLなんだけど美枝子が主役(腐女子では無い)という不思議な作品だが、これが共感するところが多々あって良きなんだよね。みんな優しくて悲しい。
でも結局、ずっとそのままでは居られなくて、孤立することが幸せを邪魔しないことになって…。読み終わっても複雑な心境。マッキーが…マッキーだけが辛くね?結局、二人だけで納得し合ってない?子供出されたらそうするしかないじゃん〜!!ゲイの永慈が子供を持って結婚して、その幸せな家族の型からマッキーは弾かれるという、何とも不条理な話。これを「美しくも切ない愛の青春群像劇」(2022年Amazon prime videoでドラマ化された煽り文句)と受け止めきれない私は心が狭いのだろうか…。
IN THE APARTMENT」は、その後のマッキーの話。同じアパートで偶然小6の時の同級生・杉本と再会する。人見知りを克服し、美容師になった杉本は小6の時のマッキーとの違和感を感じながら、生活力の無さに世話を焼いてしまう。
そして二人いい感じになってきた所で、なんとあの二人との再会。あんなに仲良かったのにね。会えたけど、でもやっぱりマッキーだけ残された感があって精一杯の虚勢に、心の傷に、気付かない二人にイラッとしてしまうのは私だけだろうか?
あれだけタバコに憧れて吸えなかったのに、この時に吸えるようになってる事がなんか切ない。
変わらないと信じてた人達の心が自分から離れていく過程を見せられて、変われない自分と変わろうとする周りと、変わらない事が許されない周りに弾き出され、臆病にならない人間なんて居ない。
杉本もめっちゃいい男なんだけど、永慈に裏切られた感が強くて、なんかこうモヤモヤが残る。個人的には、「IN THE APARTMENT」単体の方が良かったかな?ドラマ化するならマッキー救済編のここまで映像化して欲しい。 エロ・描写あり。

絵津鼓 先生の宝箱  ー    

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