「兄弟」のおすすめBL5選④

ジャンル:兄弟

こんにちは、はじめまして。腐女子投資家のふたばです。

禁忌だけどそれがまた萌える「幸せ兄弟」がテーマのおすすめBL第4弾、5作品をご紹介します。

注意事項
あくまで私が購入し読んだ本の中からの抜粋であること
ハッピーエンドが好きなので、偏りが出ること
幸せ可愛い過ぎて泣ける、はあるけれど痛い辛い不幸エンドは無し

です!素敵な作品を生み出してくれた作者様に感謝!!
※発行年数は、紙ベースの発売日を優先にしています
※感想はあくまでも個人的な見解です

薫りの継承 上下

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(中村明日美子 先生)2015年
財閥の本妻の息子である、生真面目で優秀で特権階級を態で表したような傲慢で美しい兄・忍と、後妻の連れ子であり、要領が悪く兄から子供の頃から差別と罵声を浴びせられている凡人で泣き虫な弟・竹蔵。
二人は成長し、忍は結婚して子供も出来たが、ある一時だけ支配する者と支配される者が逆転し、支配する者を支配したいという奥底に秘めた愛情と、何もかも全てを支配され流されたいという快感の歪んだ愛情とのせめぎ合いが繰り広げられる。
どれ程の過酷さを強いても絶対的に自分を慕う確認と、虐げられ突き放される程意識が自分に向かい続けているという確認をし合う二人は、出会った時から狂い始めている。
無かった振り・気付かない振りをしてまで関係を続ける根底に流れるのは、隠されていた深すぎる執着に近い愛情で、でもそれは禁忌で、だからこそ麻薬の様にどうしたって何が起ころうとも離れられない悲しい物語。二人の終着する場所はどんな所なのか。
兄の息子・要が始めに面白がって恐ろしくも罪深い計画を立てて実行し、観察し続け、二人どころか自分をも狂わせる原因となる所も中々に闇深い。
苦しみと破滅しか無いと思われる二人の愛情と執着の行き着く先はどうなるのか、美しく悲しく儚く、そして耽美に描かれていて圧巻の作品。
僅かな綻びから始まる怒濤の展開・衝撃の事実、二人の終焉まで是非に行き着いて欲しい。無いはずの香水の薫りが薫るほど、指の先や視線や仕草までエロく描けるこの作者様ならではの名作。
髪を下ろした兄さんが色っぽ過ぎなのよ〜!! エロ・描写あり。

家庭の事情で襲われてます

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(三月えみ 先生)2016年
お互いの親が再婚して急に義兄弟になった、母親想いの銀行員・裕真と勤務先の支店長の息子かつ芸能人でラジオパーソナリティーの奏。
複雑な家庭環境に生まれ、複雑な人間関係を続けているうち、こじれて歪みまくった性格になっていた奏に、一般人で普通の感覚を持つ裕真がどう関わって作用していくのか。
円満再婚かと思いきや、なかなかヘビーな問題があるまま波乱な展開。
最初、裕真が良い子でワタワタしていたのが、破天荒な兄を持つことで落ち着きと男らしさが徐々に加わっていく過程が頼もしい。奏も、今まで行動も思考も自虐的に生きていたが、裕真と話すうちに自分もひとつひとつ解決していき、兄らしく年上らしく家族らしくなる…のか?
悪気がなく、いっそ気持ちが良い程の傍若無人な奏の実の母親など、テーマの割に、明るさを感じる作品。ラストの感じ、凄く良い!好き!
エロ・描写あり。

ヤリすぎブラザーズ

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(魚ともみ 先生)2018〜2019年
弁護士の父親を持つ気の強い美人モデルのひなたに、突然父親の有能な助手であるイケメンな「兄」ユエが出来て、行き過ぎた変態的な盲愛を受ける。
この作者様の他作品「セクハラブラザーズ」とは逆で、今回は兄からの、Hで執拗でストーカーチックな愛でメロメロにされちゃうヤツですw こういういろんなバージョンでエロいシリーズ、お好きですよね~(笑)。好きですけれども。
変態である事を除けば、めちゃくちゃスパダリなんだけど。人間、それくらい有能だと、そのくらい振り切れた性格にならないとバランスが取れないのでしょうかw
なんにしろ、愛され過ぎ・愛し過ぎな兄弟のエロ度高め・描写多い話です。

兄弟失格それ上等 シリーズ

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兄弟失格それ上等 →兄弟失格それ上等(増)R指定→ 兄弟失格それ上等(愛) 完
(中川カネ子 先生)2017〜2019年「(増)」はR指定の巻となっています。
ずっと憧れていた父の秘書の女性が自分の父親と再婚して、その連れ子である同い年の義弟になったイケメン・芹×義母になる女性に歯牙にもかけられず、かといってその間も彼女が同時に一人二人は居た女性関係は結構クズな黙ってればイケメン兄・風介。
最初、風介はイケメン設定が信じられない程セルフツッコミが多くギャグ要素が強い崩れキャラだったが、徐々にイケメンというか美人設定に。
芹は「イケメン」と「計算高い」と「可愛い」と「甘え」のコンボ。これはずるい!許しちゃうじゃないか!
巻き込まれ被害の冷静なツッコミ役である幼馴染みのテッペイくん、良い味出してる!こういう飄々としてるイケメン大好き!
芹の超ブラコン兄弟問題(弟はクソ生意気だが、お兄ちゃんは可愛いとても可愛い)やら嫉妬問題やら他の歪んでるカップルの横恋慕問題やらお見合い問題やら、ヤることだけヤっちゃってるひねくれ者二人が、どんな風に(本当の意味で)ラブラブカップルになるのか。
所々に入る、偉大なる漫画家のオマージュも面白い(わかるかな?)。コミカル色も強いです。
嵐のような怒涛のフィナーレは必見です! どエロ度高め・リアル描写多い。

セクハラブラザーズ シリーズ

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セクハラブラザーズ 全9巻 →セクハラブラザーズアダルト編 全7巻
(魚ともみ 先生)2013〜2016年(←これは分冊。単行本は2014~2016年)
ちょっと変態入ってる強引なイケメン高校生の弟・真澄×なんだかんだで流されちゃう綺麗め社会人兄・幸雄。お父さん同士がパートナーになって、義理の兄弟?になる異色のバージョン。
基本的にどエロが主体だけど、絵柄もストーリーもしっかりしてる。弟からの怒涛の変態的・執着的攻撃に、あれよあれよと流されて、身体から慣らされて結局ラブラブカップルにw
後半は弟が大学生になった子供二人と、お父さん達の若かりし頃の過去話も収録。パパ同士のなれ染めも相当美味しい。この二人が将来、また一緒になる未来が来るのか〜とニヤニヤしてしまう。
エロ度高め・描写多い。

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