明治カナ子先生の宝箱

こんにちは、はじめまして。
健康第一と身に染みてる40代腐女子・ふたばです。

明治カナ子先生の購入した作品を紹介いたします。
可愛くて切なくて泣けて、優しくて心がキュウっとする「坂の上の魔法使い」シリーズ、大好き！！可愛さと物悲しさと温かさが同居する作品が多いですね。何故か笑えるところもあるというｗ

同じ作者様でも、自分的地雷に引っかかりそうな作品は購入しておりません。
あくまでも、現在私が購入している本からのご紹介です。

また、「ジャンル別のおすすめ」に載せていない作品もあります。
新しい購入作品も、ドンドン追加していきたいと思っております。

※感想は個人的なものです。ご容赦ください。
※ネタバレを含んでしまうかもです。すみません。
※発行日順に並べています。

三村家の息子 シリーズ　全３巻

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三村家の息子　→出来の悪い子　→生まれ星
（明治カナ子 先生）2005〜2008年
敏夫と弓は高校の同級生で、敏は弓のことが好きな気持を持て余していた。ある理由で田舎町に居づらくなって（深い理由の計画的）家出した弓の兄・角に成り行きでその気持ちがバレた上、生きどころのない想いを角は身体で受け止めてくれたが、旧家「三村家」を継ぎたくない弓と角の兄弟と、敏の恋愛の関係は色々込み入ってしまい…。
家を継ぎたくない兄弟の、奇人変人という名の自由を手に入れた兄と、自由になりたくて兄を探すうちに、親友だと思っていた敏に微妙に裏切られていたことを知った弓。弓が好きなのに角に想いをぶつけてしまった敏。純粋で真面目なだけに、角の策略にドンドンハマって、弓を置き去りにしてしまう。いや、ほんといい加減にしろよこのやろう💢と思わなくもない…。敏〜ぃ！！💢事情もわからないのに、忙しいから後で！って言われて連絡されない気持ちにもなってみろ！！！💢代わりと言われて傷付く権利はお前にはないッ！！
角兄さんの救済編をどうか〜！！切に！！切に願います！！
同時収録が数点あるのですが、ちょっと闇深い話とかもあるけど、その中でほっこりする「もしたられば」が好きｗ…本編が切なさ多めなので余計に💦
もうホントに、二人が幸せになるまでの道のりが、すれ違い過ぎて切なくて悲しくて弓の孤独が辛くてしんどかった〜💦タイラは癒し💕　エロ・描写あり。

惑溺趣味

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（明治カナ子 先生）2009年
短編集で、どれも愛が溢れてるのに、どことなく切なさがあるものが多い。好き。
表題作は、金持ちの年上のパトロンのことがどうしても好きで、努力する可愛い大学生の話。
中でも、ペットロスで青年に生まれ変わってると信じている富豪と、犬の役を演じている青年の話「ベス」は最高に好き。可愛いと切なさと幸せと暖かさと優しさが織り混ざって、たまらなく好き。
ラストの話「光る道」、お願いだから敦史には救いがあったと、何らかの優しい光に照らされたと、そうであって欲しい。

坂の上の魔法使い シリーズ　全３巻

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坂の上の魔法使い　→無二の王　→黄金の川岸、　記憶の糸 外伝
（明治カナ子 先生）2009〜2013年、2018年
坂の上に住んでいる、大魔法使いだが意外と打算的で強かで錢ゲバ（ラベル談）なリーと、その養い子のラベルの不思議で可愛らしく温かで、しかしちょっと切ない関係の物語。
素直でリーの言うことを何でも信じちゃうし、感情豊かだし、無条件でリーを慕うラベルがめちゃくちゃ可愛い。そして見かけは呪いみたいな、いつも何処かしらにラベルと一緒にいる使役も、超働き者で可愛い。
基本的にラベルの成長とリーに纏わる話だが、それは人間と魔法使いの因縁の歴史や、滅んだ国の悲しい過去に結構絡んでいて、全体的には切ない感じ。
覆せない悲しい出会いと別れ、どうありたいか変えられる未来、寿命が長いからこその孤独、王とリー・使役とリー・使役と王・ラベルとリー・使役とラベル・ラベルと王、それぞれへの思いと因縁が強過ぎるからこそ切なく悲しく、だけど優しい物語になっている。ラベルの使役すら、あんなにちっちゃいのに健気で優しくて泣けてくる。大好き。
「記憶の糸　坂の上の魔法使い外伝」は、大人になったラベルとリーの約50年後のほのぼの話。
エロ・描写ほぼ無し。

地獄行きバス　→ギフト

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（明治カナ子 先生）2010〜2016年
穏やかで素直で感受性豊かな尽くし系大型ワンコに見えて、実は束縛気質な整体師・カンちゃん×洋服命で恋人に対して淡白に見えて、実は結構執着・独占欲あるバイオレンス系性格男前バイヤー・修。
冒頭の流れと淡白な絵柄で、めちゃくちゃシリアスで失敗した！と思わせて、実はエロとラブラブとほんわかなごみ系の日常話の詰め合わせ漫画。カンちゃんもツンデレ修も本当に可愛いんです〜。
エロ度高め・描写多い。

熱伝導

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（明治カナ子 先生）2017年
年上で包容力があって甘えさせてくれる女性が好み、で、いつも不倫して振られるを繰り返している馬尾。大学の寮では、そんな馬尾はいじられてはいるが可愛がられてもいた。
そんな馬尾が気になるのはいつも優しい先輩の木戸。馬尾は自覚してから割りと積極的に、木戸はゆっくりゆっくり、他の誰とも違う馬尾への感情を育てていく感じが良い。
好きな人の言葉に一喜一憂して、仲直りしたらまたピヨピヨと後についていく。馬尾が超！可愛い。一途で一生懸命なんだけど不倫の結果は見えてるからね。だから毎回振られては同じような恋をして、また振られる。それがとっかえひっかえに見えてしまうんでしょうね。相手にとってぬいぐるみでも、馬尾にとっては真剣な恋だものね。確かに哀しい。その哀しさに木戸が気付いて良かった。
付き合ってからの二人は可愛さしかない。永遠にこの二人の話を読んでいたい✨
同時収録は一作だけで、卒業生と教師の遠距離恋愛モノの年下攻め。強気なんだけど寂しがりの先生と、泣き虫で甘えん坊だけど自分の道をしっかり見据えてる年下男子が可愛い。
エロ・描写あり。

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