こんにちは、はじめまして。腐女子投資家のふたばです。
学生から社会人になると大人の世界だよね!大人になったからといって悩みは尽きないよね!社会人になれば色んな世界だって広がるよね!な「社会人」がテーマのおすすめBL第5弾、5作品をご紹介します。
注意事項は
・あくまで私が購入し読んだ本の中からの抜粋であること
・ハッピーエンドが好きなので、偏りが出ること
・幸せ可愛い過ぎて泣ける、はあるけれど痛い辛い不幸エンドは無し
です!素敵な作品を生み出してくれた作者様に感謝!!
※発行年数は、紙ベースの発売日を優先にしています
※感想はあくまでも個人的な見解です
恋するインテリジェンス 1〜10
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(丹下道 先生)2014〜2023年
美しくイケメン官僚たちの濃厚な恋愛事情。
登場人物が沢山いる上、名前も一筋縄では読めないので(人物特定は髪型で!)、最初は誰が誰だか?な感じだけど、個別の話を読むと区別・理解できるようになる。
秘匿部署の一人前になるための研修や、部内恋愛事情や、かと思えば色仕掛けの潜入捜査とか大規模な政治的な絡みや、スケベ政治家の陰湿な昔からお約束なセクハラとか、とにかく幅広い◯本国の政界に関する男達のどエロ事情が炸裂。
中にはホロリとさせる感動的逸話やら、家族愛の強いお父さんと恋人との攻防やら、独占欲の強い幼馴染みやら、頭良いんだがイカれてる研究所の所長が起こす壮大な(エロい)実験だとか、こんだけ話のバリエーションあればそりゃ登場人物たくさん要るよね、と納得の内容なので読んでみて欲しい(基本的に日本人離れした恋愛の駆け引きとどエロだけどw)。
何が安心って、どのカップルもめちゃくちゃラブラブなのが良く、大人な恋愛から、変態どエロカプから、女王様的受け子や、超独占欲強めの攻め様や、いろんなバージョンのカップリングがあるのできっとお気に入りが見つかるはず。
超どエロく描写も濃厚なので、苦手な人もいるかも。
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恋するインテリジェンス ultimate (1) (2) 2019〜2020年
読本みたいな感じ。複雑な人間相関図や設定資料、主要メンバーの部屋の間取りなどが見れる。描き下ろし漫画も収録されているので、お得感満載で最高。ただし、読み込むには時間がかかるw
覆面係長 →覆面係長リターンズ
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(斑目ヒロ 先生)2017~2020年
仕事は超有能だし部下思いだし頼れる人物だが、ある理由で常に覆面を着用している変態筋肉係長と、新人故に覆面がまかり通る会社内に度肝を抜かれながらも、係長に惹かれていく常識新社会人。
これは思い切りギャグ恋愛漫画ですねw
係長は本当にド変態なので、素顔を見てもいっそのこと覆面が素顔でいて欲しい。覆面である理由はあって、ふざけているがこの世界ではまあ、そうね、って納得しちゃう不思議。だんだん、係長は覆面が良くなってくるミラクル。だって覆面を除けば、本当にいい男なんだよね。覆面でも良いんだ。あ、会社の人達の気持ちが分かってきた。変態だけど。うん。
エロ・描写軽くあるが、それより係長の変態振りと男前振りが主張し過ぎて、エロいシーンあったけ?と思うほど強烈。要するに、このシリーズ大好きなので続編を希望しています!!
由利先生は今日も上機嫌 →由利先生と愛しき日々
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(木下けい子 先生)2008〜2009年
好きな子ほどかまってほしくて意地悪しちゃう、俺様系気難しい売れっ子小説家・由利先生×純粋に尊敬しているが故に、由利先生の無理難題を頑張る、会社からは嫁に出したと言われるほど原稿以外の我儘も任された田舎出身の担当編集者。
昭和初期のオールド感があって良い。由利先生の好きな子イジメと我儘な甘えたが、ジリジリ可愛さを感じてくる。自分が担当だったら絶対嫌だけどw
エロ・描写あるけど、表現が綺麗でサラリとしている。
サヨナラゲーム シリーズ
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サヨナラゲーム →チェンジワールド 上下 →ラブネスト 上下 →ラブネスト2nd 上下 →エンゲージ1〜3
(南月ゆう 先生)2016〜2024年
「サヨナラゲーム」と「チェンジワールド (上)・(下)」は、高校野球部時代の頼れるイケメン先輩・有村×人見知りで上手く発言出来ない控えめな後輩・要祐。
恋愛において人当たりは良いが、去る者は追わない・本気にならなかった有村が、後輩の要祐の事だけは徐々に気になり始める「特別」パターン、良い。誰にでも優しいって、美徳だけど人を傷つけることもあるから、要注意ですよね〜。
もともと要祐くんは有村のことが好きだったので、一途で健気で可愛いは伝わるんだなあ。良かった。
「ラブネスト」シリーズはスピンオフで、当て馬だった小狡い先輩・穂積匡人が、本気で好きになった人・八島旭との出会いと恋愛話。
本気で人を好きになると、自分がしてきたことの重さや酷さを実感して反省。そこにいろんな理由があったとしても、昔から「人にされて嫌なことを、人にしてはいけない」の格言が身にしみる。
でも、意地悪だなぁ、嫌なヤツだなぁ自分、って分かってても、そう表現する事でしか発散出来ない時がある。だからこそ泥臭い人間的魅力を感じるのかな。人は変わることが出来る。
「エンゲージ」は、「ラブネスト」のスピンオフ。繋がりますね~w バーのオーナーで、良くも悪くも男女平等に広く博愛主義のナルさんの話。
小さな頃から見守って年に1度会っていたたい焼き屋の息子・盟との繋がりと、意外と複雑な鳴瀬の家柄と盟との関係。初恋であるナルさんを引きずっている盟と、なかなか本心と行動が読めないナルさん。両片想いは今のところ切ない方向に向かってるけど、どうなるの〜?!
ここまでくると、もはや「サヨナラゲーム」の面影は皆無だけど、個人的には、有村×要祐の後日譚とかもっと読みたかったな〜
エロ度高め・描写多い。
どうしても触れたくない →それでも、やさしい恋をする
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(ヨネダコウ先生)2008〜2014年
「どうしても触れたくない」は、一見適当に生きてるように見えるが、実は仕事が出来て部下からも慕われる戸川課長×元大手の会社にいたが中途採用で転職してきた、人と距離を置きたがるキレイ系男子・嶋くん。
心のトラウマってそう簡単に癒やされるものじゃないが、繰り返したくて繰り返す訳じゃ無いし、信じたいけど信じ切れなくなってしまうのも事実。
信じたいと思えば思うほど、また裏切られたらと臆病になるし、大切に思えば思うほど、自分より相手の大切にしたいものを優先しなくちゃいけない、と思ってしまう。
愛して信じていた人から裏切られたら、信じることが怖くなって当然だよねという社会人の恋愛。
「それでも、やさしい恋をする」はスピンオフで、戸川さんの後任の小野田さんが出演。
気の強い彼女がいる誰にでも話しやすい雰囲気を持っているシステム課の小野田さんと、他社営業課の隠れゲイで仕事中にも男とホテル行っちゃうくらい適当に要領よく生きている営業マン出口さん。
この時のあの知り合いが出口さんか〜とか、この時期に小野田さんはこういう時間軸でいたんだ〜とか、「どうしても触れたくない」と同時進行で、人それぞれに物語があるんだなと面白い。
こちらも大切だから関係を壊したくないPart2。嶋くんのことが好きなのかもと悩む小野田さんと、ノンケを好きになるのは不毛だから絶対にそんなことはしない、と割り切ってたはずなのに優しい小野田さんのことが好きになっちゃった出口さん。
好きになるとは、付き合うとは、どういうことなのか。一緒に居て楽しい・心地よい、それは友人と何が違うのか。悩んでくれるのは良いけど、優しいって時には残酷なこともあるよね。
2作品共通して、題名の付け方が神。エロ・描写あり。
作者様たちの他の作品が気になりましたら、下記公式サイトで検索してみてくださいね❕
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