こんにちは、はじめまして。腐女子投資家のふたばです。
若さ爆発！妄想膨らむネタ多しの同級生・学園物「学校」がテーマのおすすめＢＬ作品第１３弾、５作品をご紹介します。
注意事項として
・あくまで私が購入し読んだ本の中からの抜粋であること
・ハッピーエンドが好きなので、偏りが出ること
・幸せ可愛い過ぎて泣ける、はあるけれど痛い辛い不幸エンドは無し
です！素敵な作品を生み出してくれた作者様に感謝！！
※発行年数は、紙ベースの発売日を優先にしています
※感想はあくまでも個人的な見解です
三上と里はまだやましくない 全２巻
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（鶴亀まよ 先生）2018〜2022年
男子高校の同級生で寮は同室の、彼女出来ない問題で焦る三上と、彼女いたことあり男子校でも落ち着いてクールな里。中高一貫校かつ男子校ゆえの、この先彼女出来る気がしない問題からの気が焦って、気持ちバグり問題へと移行する話。男子高校生の学生生活を普通に送りながら、友達と交流しながら、行き過ぎた友情や好意と共に楽しく過ごす。
簡単にチュウをさせてくれる里に対して、どんどん悩みの深みにハマっていく三上。三上は里と、無事に恋仲になれるのか！？ｗ
感情豊かであたふたする方が攻めとは、予想外だがめっちゃ可愛い。っていうか、結局みんなあたふたして迂闊で未熟だけど、小細工無しの素直さと一直線さが眩しい！だからこそ切ない所がグッと刺さる。
それぞれが思っている普通が、実はなかなか出来ないことだったり、無意識に誰かを助けていたり救われていたり、ほんの少しの事でも嬉しいなぁ、好きだなぁって大切に思う。良い友達って本当に何にも代えがたい人生の宝だよね。
２巻は、高校生なら誰でもぶち当たる、進路問題や、世界や人間関係が拡がっていくことへの不安と悩み。学校生活って、なんだかんだ閉じた狭い世界だもんね。あんだけヘタレだった三上君がッ！！この頃の成長率って凄いよね。意外な子が急成長したりして、またそれにドキッとする。
里のツンが強めだった今まで、からの激しいデレはたまらんね！！でも結局、安定の三上君で嬉しいよ！ラストは念願の〜！w カバー裏の漫画が可愛すぎ～w
あかりと彼はなやましい １〜２
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（鶴亀まよ 先生）2019〜2021年
「三上と里はまだやましくない」のスピンオフで、ゲイだと公言している友達思いのクールなイケメン・あかりの恋愛話。
達観しているように見えて、すぐ「普通」と違うからと自分を卑下しがちだけど、それが過去のトラウマから来るものと思うと切ない。優しすぎるんだよね。関係無い人に何かした訳じゃないのに、人は何ですぐ人を差別したり傷付けたり批判したがるんだろうね。
過去が見える度に、高校で本当の良い友達に出会えて良かったねと思う。里はずっと良い友達だけど。
他のみんなが、恋愛が出来る環境にいてもいなくても恋人を作ったり、ノンケ同士が恋人同士になる奇跡を間近で見て、羨ましくて妬ましくて眩しくて、何で自分は「そう」なれないんだろうって悩んで。でもみんな優しくて。苦しいなぁ。居場所が欲しいだけなのに、世界から弾かれることに、拒絶されることに慣れすぎてて悲しくなるよ。
色々とネガティブ思考だけど願いは単純で、たった一つで。キラッキラの大人な瑞貴さん（ノンケですけれども）、よろしくお願い致します。徐々に瑞貴さんがデレてくるの、いいね〜ｗ
ちょいちょい入り込んでくるミカ×サトのラブラブっぷりが対比でほんわかするんだけど、あかり〜💧ってなっちゃう。
２巻は恋人になって良い方向に変わってきたカッコ可愛いあかりと、完璧に見えるけどやはりまだ２８歳で不完全なとこだってあるけどやっぱりかっこよすぎんじゃ〜！な瑞貴の話。エロ・描写あり。
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「友人と恋人 〜三上と里＆あかりと彼 作品集〜」2022年
本編のその後のみんなの話や、お題もの。あかりには心配症で彼氏採点に厳しいお母さん？お父さん？達が沢山いて大変w愛されてるぅ～wそして皆が皆を大切にしていて尊い～w実は瑞貴さんも独占欲強めだった事がニヤニヤしちゃう。しょうがないよ、里は長い間あかりの事を心配してきたんだからね！
んも〜幸せマシマシになる短編集でしたw
ことのはころり
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（暮田マキネ 先生）2017年
傷心な男子をみて庇護欲がわいちゃうゲイの守谷志信・通称モリ×上京してから自分のままを周囲から受け入れられず良くないことばかりが続く永澤周。
一般的に大人といわれる人間が、方言や性の嗜好くらいの理由で、差別やイジメをする人間がいるんだなぁと世の中いろんな人いる感あり。
民俗学サークルのメンバーは、それぞれ個性的だけどみんないい人で、方言だってそういう個性のひとつなだけなのにね。まぁそれを卑屈にとっちゃうか、はね除けて気にしないで、本当に友達になれる人しか相手にしないでいられるかは、本人次第ではあるけれど。
そして！不思議くん・モリが本気を出したら超イケメンだった！！ 可愛い率が高い&人の気持ちが分かる実はイケメン、てズルくないか？！ つまり要約すると二人とも可愛いです。
エロ・描写ラストにあり。
コントラスト
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（ｉｔｚ 先生）2021年
学校ですれ違う時ほぼ目線が合う、周りに人が絶えない眩しい青山翔太と、いじめられてる訳じゃないけどいつも一人でいる千川陽。
名前も素性もどんな声かも知らないけど、ただ目が合うだけの気になる同級生。高校２年生のド青春。
なにも飾らないで喋られる関係ってそれだけで貴重だよね。そして周りの友達も優しい。
高校生でここまで他人のことを考えられるのは凄いし、純粋な嫉妬とか好意はあるけど、醜く無いのは大人の打算やズルさが無いからなのかな～。
翔太の方がひねくれて見えたけど、実は陽の方が心の問題としては根深かったと。人は見かけじゃ抱えているものまでは分からない、ということを伝えたい作品なのかも。
自分を守るためなら、今まで親しくても簡単に人を傷つけ攻撃する様に変わってしまう人間もいれば、意に沿わなくても向き合って考えてくれる人間もいる。闇があれば光もある。
辛いことしかない世界ばかりに拘らないで、逃げて良いんだ、逃げた先の新しい世界には優しい人達が待ってるかもしれないことを、出会うかもしれない可能性を信じてほしい。色々な経験をしたからこそ、同じ場面に出くわしても自分が変わるかもしれないし、周りを変えられるかもしれない。何も無駄にはならないし、自分もならないような努力が必要なわけで。
嫌われることは怖くて、好きになった人を信じたい気持ちも怖いけど、とても勇気がいるけど、生きるってそういうことなのかな。
二人とも、勇気を出してエライ！乗り越えた笑顔が本当に素敵。素敵な作品。だいたい成長してから自分が子供だったことを知るんだよね。エロ・描写無し。
ブルースカイコンプレックス シリーズ
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ブルースカイコンプレックス１〜９ →番外編 インディゴブルーのグラデーション１〜２
（市川けい 先生）2014〜2023年
賑やかな家族の中で育ち、一見面倒くさがりでクールだが案外面倒見が良い楢崎×一方的に売られるケンカの相手をしていたら不良のレッテルを貼られた同級生の寺島。
交流はなかったがあるきっかけで時間を共有することになると、意外に波長が合い、見かけは淡々と、心の中はあたふたと恋愛しながら将来を一緒に生きていく話。
普段から誰にも懐かない猫がジワジワと懐いてきて、ジワジワと恋愛になる過程が物凄く良い。一生を一緒に居たいと思う相手に出会うって、ホントにどんな切っ掛けか分からないものだなぁと思う。寺島は寺島で、超鈍感な楢崎に手を焼くというお互いに意識してるのにすんなりいかないもどかしさ、これが高校時代編。
高校卒業して大学生になって、昔の友人やら家族やらカミングアウト問題やら人生を歩む上で避けられないことが増えていく、波乱の展開から二人の絆がより深まっていくのが大学以降編。
でもお互いがお互いのことを好き過ぎるので照れちゃう。無言の間とか視線とか、動作がめっちゃエロい。こうすると学生時代って本当に短い。人生ほとんど社会人なんだなあ。理解ある友人と家族ってありがたいね。
それにしても、大学の仲間たちも良い奴らだし可愛いなぁ！！楢崎の弟双子ちゃん達も成長していて相変わらず可愛いなぁ！！久々にそれぞれに明らかな間男・間女が出てきて、ハラハラするところもありますが、周りの友達が本当に良い子たちで。自分たちで修正することが出来るカップル最高💕
エロ・描写あり。
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シーモア
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