こんにちは、はじめまして。来ていただいて、ありがとうございます。
毎月２０冊以上のＢＬ本を購入して、読み浸っている腐女子・ふたばです。
もともとファンタジーなんだから更に楽しんだって良いじゃない！な「ファンタジー」がテーマのおすすめＢＬ第１６弾、５作品をご紹介します。
注意事項は
・あくまで私が購入し読んだ本の中からの抜粋であること
・ハッピーエンドが好きなので、偏りが出ること
・幸せ可愛い過ぎて泣ける、はあるけれど痛い辛い不幸エンドは無し
です！素敵な作品を生み出してくれた作者様に感謝！！
※発行年数は、紙ベースの発売日を優先にしています
※感想はあくまでも個人的な見解です
魔術師シルヴァンの店
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（池玲文 先生）2021年
隣国で奴隷として扱われていた、身体は大きいが気が弱いとされてるゾール族のティム。山賊に襲われて、逃げて逃げて国境をいつの間にか超えて、倒れたところで魔術師シルヴァンに救われる。
いじらしいティムがめっちゃ可愛いし、言葉を封じているからこそのシルヴァンの態度がめっちゃ甘いし可愛いし、口の悪い猫（？蜘蛛？）も憎めない。正体にはビックリしたけどw
自分の欲を満たすために色々な人間がシルヴァンのもとを訪れ、魔術の小物を購入していく。シルヴァンとティムの恋愛だけでなく、少し恋愛不器用なお客の魔術アイテムを使った可愛らしい話もあったり。絵がとても綺麗で世界観にぴったり💕
正直、この作者様の作品は、任侠モノしか読んでいなかったため新鮮でした。この作品、連載の匂いがプンプンします！！（いやむしろ続いてくれw）引き続き二人のイチャイチャと、店に来る悩めるお客の魔術アイテムを使った恋愛話と、お父様✨のお話が読みたいな～w
亡国のエマノン
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（黒井モリー 先生）2022年
砂漠の国では珍しい「白い肌と髪」の人間を拾った第２王子のアルタルフは、その人にヨナという名前を与えた。その時から一身にアルのために望むものを与え尽くし仕えているが、唯一、何らかの理由で身を捧げる事だけは出来ないでいた。理由とは何か。どうして砂漠にいたのか。ヨナは何者なのか。抱かれると「ヨナ」ではなくなってしまうとは、どういう意味なのか。
こういう、異国情緒溢れる物語好き～w この作者様の描かれる攻め様の、圧倒的スパダリ感が凄いのよ〜w好き～w 二人一緒だと何故こんなに可愛いらしいんだ〜！嫉妬するヨナがめっちゃ可愛い！魅惑の甘さの満足度が高い作品でした！
竜の王子さま
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（春野アヒル 先生）2019年
貴重な、人と竜の子である陽気な引きこもり変態王子・エクランと、その王子を立派に教育せねば！と意気込む生真面目側近・テンダー。その王子から、にこやかに・激しく求愛され続けているが、なんだかんだテンダーも王子のことは大切に想っていて…。
能天気の引きこもりと思っていたら、実はシリアスな事情があって。テンダーは何故エクラン王子が一歩も城から出ないのか、この国の宝と呼ばれている意味を知る。その代償を強制的に払わされるために生かされている王子。来るか来ないか分からない未来のために大切に生かされていることを知ったテンダーは…。
この作者様は、ほのぼの可愛い恋愛物と思わせて、急に心にグッとくる展開を持ってくるのが凄い。人として当たり前のことを純粋に喜ぶ王子が、やがてくるかもしれない運命を知っていると思うと涙が〜💦
成獣になった王子、無邪気イケメン爆誕！！✨やはりラストはじんわりと泣かせにきましたね〜！ウルッときましたよ！一緒にいて良かった！！
ほんわか幸せになれる物語です。エロ・描写少しあり。
野良鬼拾いました
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（灰崎めじろ 先生）2016年
昔、神社で一目惚れした男の人を探して迷い混んだ異空間で出会った、驚くほど無邪気な鬼の「白鬼」。吾郎は自分の捜し人でないことを申し訳なく思いながらも、独りは寂しいと訴える鬼と共に過ごすうちに段々と可愛く、愛しく思い始めて…。
ドエロです。が、めちゃくちゃ優しさと愛にあふれる話です。
もう１匹の鬼は「烏」。こちらは恐ろしくアクティブな鬼で、マンションを餌場として夜な夜な男性の精を搾り取る。その調査に不動産屋の彰一郎が抜擢されたのだが…。
白さんと烏は顔見知りで、この身が滅んだとしても一途に吾郎を待つと言い張る白さんと、この先何かあるのではと満ち足りない生に男を狩りながらこの世にしがみついている烏の対比がちょっと切ない。
だけど烏も良い相手に出会えて良かったね〜✨どちらも超・純愛で！！キュンキュンします！
同時収録も、突き抜けて甘くて可愛い短編が数個ですが、私は特に「殺し屋のペット」の狂気に満ちた二人が好き✨
お伽話は地獄の果て、１〜３
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（市梨きみ 先生）2022〜2024年
イケメン年下王子・サフィール×無自覚優秀ヘタレ魔術師・レヴィ。とんでもなくハイスペックなスパダリ要素満載のショタっ子と、有能だがドジっ子で可愛らしい保護欲満載のレヴィ。美味しい✨
同僚の奇天烈…いや個性的過ぎる魔術師たちも微笑ましい。そんな甘酸っぱい話かと思えば、レヴィに固執する変態貴族やら、命を賭けたサフィールの王位継承問題やら、魔術師という存在の差別問題やら…。シリアスな話でもあるんだけど、とにかく二人が可愛い！！💕
生まれた時から望んだわけではない力と運命を持ち、孤独と差別を受けてきた二人が寄り添うのが切ない！初めて大切なもの守るものを得てタガが外れたレヴィと、初めて望んでも揺らがないもの、失わないものを得たサフィール。温冷の差がまた良い！お互いにしか甘く可愛くない！続きがめちゃくちゃ気になります！！
作者様たちの他の作品が気になりましたら、下記公式サイトで検索してみてくださいね❕
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